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専修大学出張授業「宝もの箱」レポート

先週大学でデザインを学ぶ学生さんたちと、『宝もの箱』というプログラムのワークショップをしてきました。
ボタンや切手などの“宝もの”をグループごとに分類する算数系プログラムなのですが、今回はちょっとアレンジ版。
まずは、グループに配られた宝ものを観察して、その中から自分のお気に入りを1つ選びます。
そして、その特徴をできるだけ正確に書き出します。さらに、それを隣の人に口頭で説明して、相手が自分の宝もの絵で描くことができるか?というチャレンジ。これがなかなか難しい…!
他の人が切り取ったものを見たり聞いたりするだけでは、本物に触れたり実際に体験することに及ばないよねーと伝え、次のアクティビティへ。
 
グループごとに宝ものを分類し、どのようなルールで分けたかをお互いにクイズで出し合います。自分が選んだ1つの宝ものの特徴に注目するところから、今度は複数のものに共通する特徴を抽出するわけです。
そこからさらに、対戦型の「ボタン推理ゲーム」へ。
お互いが心の中で1つボタンを選び、交互に「あなたが選んだボタンは穴が4つあいていますか?」のような質問をしていきながら、相手が選んだボタンを先に当てた方が勝ちというルールです。
より多くのボタンに当てはまる特徴を見つけられれば1つの質問で一気にボタンの候補が絞れて有利になるのですが、クラスメートだからこそ「あいつこのボタン好きそう」みたいな読み合いもあって白熱しました。
 
最後は、宝ものを持ち帰ろうということで、各自お気に入りのボタンを1つ選んで指輪やピンバッジの台座に接着。世界に1つだけのアクセサリーを作ります。
ここまでの活動でボタンに愛着がわいていた学生さんたちは、10分以上かけて真剣にボタンを選んでいました笑
そして、自分が作ったボタンアクセサリーの映え写真を撮るというのでゴール。デザインを学んでいるみなさんだけあって、工夫した撮り方ばかり。
授業終了後に、呼んでくれた先生から「ボタンが彼らにとって本当の“宝もの”になっているのが印象的でした」とお声かけいただいて、こちらも嬉しくなりました♪
 
▼『宝もの箱』のガイドはこちら!

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