先日、港区立エコプラザ主催のオンライン環境講座で、最近大人気の「浜辺の油」のワークショップをやりました。
親子約30組にご参加いただいて、油が流れ込んだ海に見立てたカップの中から、油の除去にチャレンジします。今回は親子講座ということで、保護者の皆さんにも役割がありますよーとお伝えしてスタート。
おうちにあるもので油が取れそうなものがあれば何でも持ってきていいよ〜と伝えたところ、最初はキッチンペーパーや新聞紙など無難なところから始まって、スポンジ、コーヒーフィルター、筆、段ボール、穴を開けたビニール袋など、どんどん発想が広がる広がる。最終的には自分のTシャツを入れ出した子がいて、それ大丈夫!?って聞いたらむしろお母さんがけしかけていました。笑
最近のGEMSセンターのオンラインの合言葉は「お父さんお母さんを仲間に」。ワークショップ中にお父さんお母さんが家事をしていたりすると、画面の中のワークショップと画面の外の日常の間で子どもたちがいまいちノリ切れない時があります。それを保護者の方にも参加してもらうと、子どもがいる部屋が全部ワークショップスペースになります。隣ですぐに感動を共有できる仲間もできます。
散々盛り上がった探究を、最後は海に油が流れ込まないためにお家でできることという環境教育的な内容につなげていきます。でも探究が充実していればこれは簡単です。今日実験したものの中で油をよく取り除けたものを使って、食器を拭き取ってから洗ってねと言うぐらい。お家にあるものを使って実験しているので、日常への接続もスムーズです。
オンラインワークショップにおいて子どもたちの探究を止めないコツは、保護者を探究仲間に引き入れることと、お家にあるものを使って探究を作ること。オンラインにはオンラインなりの探究のつくり方があるのです♪
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