BLOG

りんごと探究 #3

弘前の親子とGEMS的な算数ワークショップを実施しました。
まずは『カエルの算数』から「カエルの池ゲーム」にチャレンジ。池の中にいるカエルを交互に捕まえていき、最後の一匹を捕まえた方が勝ちというシンプルなゲームです。
 
しかも今回は地産の栗を使っての“栗拾いバージョン”!普段自然学校の活動で森に行っている子どもたちが、落ちている木の実を集めてできるように日常へのちょっとした架け橋をつくります。
ペアで対戦するのですが、数回対戦するごとに各自が発見した必勝法を全体でシェアして、それが本当に必勝法なのかを各ペアで検討し直し、さらに必勝法をブラッシュアップするというのをくり返します。
 
科学者もチームで研究するのだから、子どもだって一人で考えなくたっていいんです♪
 
たくさん頭を使って子どもたちが疲れてきた頃合いで、今度は『タマゴ タマゴ』の中の「タマゴころがし」をプレイ。
木製のタマゴを坂から転がして、目的地にたどり着けるかトライします。
 
タマゴの形や坂の角度を考慮する論理性だけでなく、他の人の転がし方を参考にする対人的な学び方も重要なポイント。
とはいえ、しっかり作戦を練ったつもりでも、大人も子どももあっちへコロコロ、こっちへコロコロ、感性と悲鳴が入り混じる“算数”を体験しました。
 
からだを動かしてリフレッシュしたところで、『世界の数学』の「3人のモリス」へと続けます。
考え方のコツが分かってきたのか、大人vs子どもでやっても大人が負けるようになっていきました。
 
考えるのが楽しくなってきたら、子どもたちももっともっとと対戦をくり返していき、あっという間の2時間。
2時間算数やったからもう終わりにしよーと声をかけると「えー!そんなにやってたの!?」「時間経つの早い!」と大人も子どももびっくり。
 
難しいことを考えるのも、グループの力を上手に使えれば難しいことが楽しくなるんです♪
 
 
※日本環境教育フォーラムは「東京マラソン2023チャリティ」の寄付先団体です。
本イベントは、東京マラソン2023事業の寄付金で実施いたします。

ジャパンGEMSセンター事務局

〒116-0013

東京都荒川区西日暮里5-38-5
日能研ビル1階

公益社団法人日本環境教育フォーラム内
【MAP】

 03-5834-2897

 

【受付時間】午前9:30-午後5:30

【定休日】土日祝・年末年始

Japan Environmental Education Forum is an authorized licensee of The Regents of the University of California, Lawrence Hall of Science. All Rights Reserved.